[2021-12-09] 道の駅よつくら港

福島県 玉山温泉 石屋旅館(1)

福島県 玉山温泉 石屋旅館(2) 浴室編

福島県 玉山温泉 石屋旅館(3) 夕食編

福島県 玉山温泉 石屋旅館(4) 朝食編

福島の道の駅では、玉山温泉から車で十分強のところにある「道の駅 よつくら港」がここ最近のお気に入りで、いわき旅行の愉しみのひとつになっている。中通りの「伊達の郷 りょうぜん」や「国見 あつかしの郷」など、フードコート形式ながら、しっかりした食事を出すところが福島の道の駅には多い。

この日は石屋旅館を出たのが九時半前で、道の駅のフードコートの開店まで時間がある。そこでいわきサンシャインロードを通って、ひとまずハワイアンズの近くにある柏屋に向かうことにした。

とはいえ、エキソンパイはじめ、福島の銘菓は添加物を使っていないためか、概して賞味期限が短く、また頻繁にいわきを訪れるたびにぞろぞろと買い込んでいるので、ここ最近はというと、柏屋のものは食傷君ではある。なので、小名浜のイオンで太郎庵の「会津の天神さま」と「くいっちい」を購入し、柏屋ではもっぱら檸檬を数個に加えて、最近発売されて長期保存も可能なスマートパックの「薄皮饅頭 宇治抹茶」のみにとどめている。

イオンで簡単な買い物をすませると、またサンシャインロードを北上して、道の駅よつくら港に逆戻りする。距離的には23kmほどで、車では小名浜から30分ほどだろうか。小田原厚木道路の厚木西ICから小田原東ICまでがおおよそのくらいの距離になり、こちらは2回の料金所を通過するから、700円以上かかる。いわきではバイパスのおかげで、それだけの距離を往復しようとも料金はかからないので重宝している。

このいわきサンシャインロードは勿来から四倉までを繋ぐ縦貫道で、この道があることは自分のような車で移動する旅行者にとってはいわきの大きな魅力でもあろう。こうして勿来、小名浜、湯本、そして四倉を行き来してみると、首都圏と神奈川での生活がいかに不便であるかを痛感する(実を言うと、将来はいわきへ移住をひそかに考えてい、こうしてたびたびいわきを訪れるのはその下見も兼ねているのだ)。

道の駅よつくら港。「道の駅猪苗代」などと違って、首都圏からの観光客におもねったような雰囲気はない。地元密着型というか

さて、信号もないバスパスを一気に北上して道の駅よつくら港に着いたのがちょうど12時を過ぎたころで、2階のフードコードはそれなりに賑わっていた。ここには「寿司処 和」、「蕎麦処 心平庵」、「釜飯亭 心」、「ラーメン 喜一」の4軒があり、食券を購入すると自動的にその注文が各店に伝えられる仕組みになっている。ただこれだと、ご飯を少なめにしてもらいたくともそれができないという、やや融通の利かないところがあるのだが仕方がない。

「蕎麦処 心平庵」のソースかつ丼

この日のランチは、「蕎麦処 心平庵」のソースかつ丼と「寿司処 和」の日替わりにしてみた。ソースかつ丼といえば、会津若松や柳津をはじめ福島の各地に名店があり、それぞれが個性を競っている。ここ四倉もまたソースかつ丼が有名らしいのだが、会津のものとどう違うのかは正直判らない。濃いめの味付けに感じられながらも、かつの衣をなじんだソースは極上で、会津で食べたものよりも自分の舌には合っているように感じられる。

「寿司処 和」の日替わり。ネタがいい

寿司はサイトに「四倉、久之浜港より仲買人が仕入れた常磐ものの魚を、にぎり寿司・ちらし寿司にてご提供」とある通り、そつのない握りで軽く平らげてしまえるものなのだが、この日替わりには大きな唐揚げが三つ添えられている。これが結構なボリュームで、また蕎麦屋のものにしては熱々のものが供されるのもいい。そして何より安いのである(これで1000円。ソースかつ丼も980円ほどだったか)。

ただいささかソースかつ丼の飯は自分には多すぎた。とはいえ、これを食べるために朝食を控えるのも躊躇われる。石屋旅館の朝食に供された鮭の西京焼きが白米に合い、とても茶碗一杯だけですませるのはもったいない気がするのだ。

結局、ソースかつ丼の白米はかなりを残してトレイを戻すと、また一階の売店で何かめぼしいものはと探してみる。昨日にはなかった山芋があった。これにいわき産のトマトを買う。あとは再びバイパスを南下して勿来ICから常磐道に乗り、自宅まで5時間ほどひたすら車を走らせる。

「寿司処 和」の日替わりについてくる唐揚げ

帰宅したのは7時前で、プリウスPHVの燃費は736kmを走って36.8km/Lだった。

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